保育園の帰り道。
空に浮かぶ月に向かって「バイバイ」と手を振るわが子。
でも、歩いても歩いても月は消えない。
それどころか、ずっとついてくる。
「あれ?なんで?」と不思議そうな表情で月に向かって何度もバイバイしていました。
1歳児はなぜ月にバイバイするの?
なぜ“ついてくる月”を不思議そうに見るの?
実体験をもとに、発達の視点からまとめました。
1歳児が月にバイバイするのはなぜ?
理由は大きく3つあります。
① 「バイバイ」がコミュニケーションのブーム期
1歳前後は“バイバイ期”。
人、車、電車、犬など、動くものすべてに手を振ります。
月も「空にいる存在」=対象になります。
② 月は“特別に目立つ存在”
昼間の空は情報が多いですが、夜空はシンプル。
その中で月は
✔ 明るい
✔ 丸い
✔ 目立つ
1歳児でも認識しやすい存在です。
③ 「物は消えない」という理解の途中段階
発達心理学ではこれを
対象の永続性 といいます。
有名なのはスイスの心理学者
ジャン・ピアジェ
が提唱した理論です。
1歳頃は
- 見えなくなっても存在する
- 遠くてもそこにある
という理解が発達途中。
だから「遠くにあるのに近くに感じる月」がとても不思議に感じるのではないでしょうか。
月が“ついてくる”ように見えるのはなぜ?
これは大人でも感じる現象。
月は地球から約38万km離れています。
とても遠いので、私たちが移動しても位置がほぼ変わりません。
だから「歩いてもついてくる」ように見えます。
1歳児にとっては「さっきバイバイしたのに、なんでまだいるの?」と不思議な気持ちになるのでしょう。
親はどう声をかけたらいい?
正解はありませんが、私はこんな声かけをしました。
- 「お月さま、見守ってくれてるね」
- 「遠いから一緒に歩いてるみたいに見えるね」
- 「明日も会えるかな?」
“説明しすぎない”のもポイント。
不思議に感じる時間も大切にしたいなと思っています。
まとめ
1歳児が月にバイバイするのは
✔ コミュニケーションの発達
✔ 目立つ存在への興味
✔ 空間認識の発達途中
が重なった、とても自然な姿。
「なんでついてくるの?」
そんな顔を見るたびに、ああ、今しか見られない世界を見ているんだなと感じます。
もし同じように月にバイバイしているお子さんがいたら、それは発達がちゃんと進んでいるサインかもしれません🌙


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